ソロ狩り〜彩蓮
むかしむかし、あるところにあくろにあというお国があったそうじゃ
そこには彩蓮どんというはたらきものがおったんじゃ
彩蓮どんはしごく貧乏で、いつでもじきゅうじそく
きょうも年貢のまじっくどりんくの材料をさがしにすのっぷ雪原に足をはこんでおった〜
「うぇっへっへ、みねらるをーたーがたくさん集まっただーよ^^」
ほくほく顔の彩蓮どんじゃった〜
するとそこに
「ぬおぁ、なんじゃああのでっかい熊は…(((゚Д゚;))))」
すのっぷ雪原の主様、白熊くんじゃった
いつもなら出てきてすぐに狩られちまう白熊くん
この日はどうしたもんか雪原をゆうゆうと歩きまわっておっただ〜
「…お武家様はおらんだな。よ、よーし」
いちねんほっきした彩連どん
草刈り鎌をふりあげ、白熊くんにかかっていきよったんだ〜
「ぶーすと(*゚∀゚)!ぶーすと(*゚∀゚)!」
集めたばっかりのミネ水を、何本も何本もいきおいよく飲みほす彩蓮どん
ばにしんぐぶろうをこれでもかと連発する彩蓮どん
やっとこさ倒しおわるころには妙に恍惚とした顔になってただ
「うぇwwwうぇえっへっへ お武家様の時代はおわっただーよ…これからは農家の時代じゃあ・・・どれ、ブースt」
だけどもそんな彩蓮どんに仏さまはみかたしてくれるはずがなかっただ・・・
「( ゚A゚)・・・ブースt・・・・・・・・白い、毛皮・・・」
いきしょうちんの彩蓮どん
・・・かごの中にちびっとのこった水と白い毛皮をもって、
背中をまるめてかえっていったそうじゃー
めでたしめでたし